導入事例

登録ユーザー数300万人以上のeラーニングシステムを支えるさくらのクラウド

チエルコミュニケーションブリッジ株式会社 様

チエルコミュニケーションブリッジ株式会社は、eラーニングシステム「GLEXA(グレクサ)」の開発・販売を行っています。登録ユーザー数300万人・登録講座1000コース以上の利用実績があり、大人数が利用するシステムのサーバー環境にさくらのクラウドやVPSを導入しています。小規模から大規模と様々な企業からのニーズに応えるシステムのサーバー環境の運用事例をご紹介します。

課題
利用ユーザーの変動によるサーバー運用
大規模のサーバー構成
他社クラウドの従量課金による予算見通し
効果
さくらのクラウドで、増減するユーザー数や細かな要求に迅速に対応
VPS・クラウドを組み合わせた構成で解決
月額料金固定かつ円建てのため、お客様への価格提示が行いやすく

2つの柱:進路支援事業とICTソリューション事業

製品開発部 
IT基盤課 課長補佐
加藤 千博氏

チエルコミュニケーションブリッジ株式会社は、進路相談会の開催及び進学情報の提供を専門とする会社とWEBアプリの受託開発やeラーニングシステム「GLEXA(グレクサ)」の提供を手掛ける会社が合併し新しいスタートを切りました。「学びと人材の架け橋となり、未来のヒトづくりに貢献し続ける」という思いを込めています。(加藤氏)

同社が展開する事業は、進路支援事業とICTソリューション事業の2つを柱としています。「進路支援事業」では高校生と大学・専門学校をつなぐ校内ガイダンスや学外ガイダンスの企画・運営を行い、「ICTソリューション事業」では民間企業や大学、専門学校等の教育機関へ端末導入からWifi環境構築、WEBアプリの受託開発のご提案をしています。そして、事業の中心となるのは自社開発のeラーニングシステムGLEXA(グレクサ)のサービス展開です。

登録ユーザー数300万人以上のeラーニングシステムGLEXAを開発

チエルコミュニケーションブリッジ株式会社は、eラーニングシステムGLEXA(グレクサ)を北海道大学と共同研究で開発しました。2023年10月現在、登録ユーザー数300万人以上、登録講座1000コース以上の利用実績があります。GLEXA(グレクサ)のサーバー環境としては「さくらのクラウド」・「さくらのVPS」を使用しています。

お客様環境によりクラウドとVPSを使い分け

製品開発部
IT基盤課
今村 浩紀氏

eラーニングシステムGLEXAは「さくらのVPS」と「さくらのクラウド」を使い分けお客様に提供しています。具体的な使い分けは、予算の制約やユーザー数の増減が少なくスペックの拡張を必要としないお客様にはVPSの環境構築を行っています。お客様の予算を効果的に活用しながら、豊富なストレージを使える高性能なホスティング環境を提供できると考えています。一方、ユーザー数が増減することや細かな条件に応えるのが「さくらのクラウド」です。このクラウドプラットフォームは、ビジネスの成長に合わせてリソースを調整できるため、お客様の変化する要求に迅速に対応できる点が特徴かと思います。(今村氏)

明瞭な料金形態・円建てが選定ポイント

ソリューション事業部 営業課
志田 斗希氏

さくらインターネットを導入した経緯は、弊社の創業者がVPSやレンタルサーバーを利用していて知っていたことがきっかけでした。現在、お客様の要望も様々で、価格の安さよりもスペックの自由さを求められる機会が増えています。そこで考えたのがさくらのクラウドでした。他社のクラウドサーバーはデータの通信した利用料が従量課金となり、お客様への提供価格の予想が難しいです。しかし、さくらのクラウドはルーター+スイッチの選択で固定の月額となり、明瞭な料金形態でお客様の要件に合わせて提供しやすいです。また、料金が日本円であるため見積りやすいです。(志田氏)

さくらのクラウド導入時には、サポートを丁寧且つ迅速な対応をしていただいているので、とても良いイメージを持っています。導入時に特に苦労した点はありません。

サーバーの安定的な運用

製品開発部 
IT基盤課
堀川 雄生氏

さくらのクラウド、VPS共に障害が非常に少ないことが評価ポイントとして挙げられます。弊社eラーニングシステム、GLEXAは大学や専門学校などの教育機関や民間企業で商用利用でも多数使われており、システムが停止してしまうと講義や研修が停止し、受講者が課題の受講や提出ができなくなる等の多大なる影響が発生してしまいます。さくらのクラウド、VPSの導入以降、障害が非常に少なく安定して運用されていて、とても助かっています。(堀川氏)

サーバーの管理画面も、他社クラウドと比較し非常にシンプルです。「VPS」と「クラウド」を接続し、費用圧縮を図る構成を作ることも可能だったので、他社の方も是非試してみてほしいです。費用計算もしやすく、導入しやすいと思います。

自社内の開発、提案力を活かしフルスクラッチ開発

同社は現在、自社製品のパッケージを文教市場や医療機関などの様々な企業様へ導入していますが、今後は自社内の開発、提案力を活かしフルスクラッチ開発等でお客様が望むシステムをさくらのクラウドサーバーを使って展開ができればと考えています。
また、規模の大きい顧客向けに、専用サーバー PHY の導入を検討しています。他のサービスともハイブリット接続で繋ぎ、費用圧縮と高機能化を同時に達成出来たらと考えています。

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