構成例
オンプレで利用しているパッケージソフトウェアをさくらのクラウドへ移行(応用編)
長年オンプレミスでパッケージソフトウェアを動作させてきて、そろそろクラウドへ移行したいがどういった検討をすべきか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、パッケージソフトウェアをクラウドで利用する際の構成例をご紹介します。
- 要求
- オンプレの初期費用コストを減らしたい
- 物理サーバーならではの管理の煩雑さを解消したい
- オンプレの機器管理コストを下げたい
- 解決策
- クラウドで初期費用なしにサーバー利用可能
- クラウドのリモート作業対応機能で柔軟運用が可能
- クラウドへ機器管理を委託し管理コスト低減可能
外部委託時
クライアントからのサーバーへのアクセスは、例えばVPN接続で対応可能。
委託業者はローカルルーターを介して、お客様環境へアクセス可能となります。
インターネットVPNを利用する例からの発展型、監視業務を外部委託業者へ依頼する場合の構成となります。ローカルルーターを利用することで、お客様のクラウド環境の権限は一切渡さず、セキュアな環境で監視業務を委託できます。
冗長構成
以下は異なるリージョンにメイン、バックアップサイト用意する冗長構成となります。平常時はメインサイトへ通信、障害時にはバックアップサイトへ切替を実施します。
メインサイト/バックアップサイトを構築し、データは常時同期することは検討ください。障害発生時には、アクセス先をメインサイトからバックアップサイトへ切替することで業務を継続可能です。
さくらのクラウドでは、地理的に離れた東京、石狩リージョンを利用することで地域全体で発生する大規模災害に対する耐障害性が高くなっています。
いかがでしたでしょうか?ハードルが高い構成についてもクラウドでは実現するための仕組みが用意されています。パッケージソフトウェアのクラウド移行について不明点、ご相談ありましたら下のリンクよりお気軽にお問い合わせください。