構成例

オンプレで利用しているパッケージソフトウェアをさくらのクラウドへ移行(基本編)

長年オンプレミスでパッケージソフトウェアを動作させてきて、そろそろクラウドへ移行したいがどういった検討をすべきか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は、パッケージソフトウェアをクラウドで利用する際の構成例をご紹介します。

要求
オンプレの初期費用コストを減らしたい
物理サーバーならではの管理の煩雑さを解消したい
オンプレの機器管理コストを下げたい
解決策
クラウドで初期費用なしにサーバー利用可能
クラウドのリモート作業対応機能で柔軟運用が可能
クラウドへ機器管理を委託し管理コスト低減可能

オンプレサーバーで稼働させているパッケージソフトウェアをさくらのクラウドへ移行した場合にどういった構成になるかご紹介します。

①構成例(Webアプリ型)

本記事での想定構成例について説明:Webアプリ型(Web/DBサーバとWebブラウザで構成されるタイプ)のパッケージソフトウェアの場合、オンプレミスサーバーへ導入する際には、サーバーをオンプレミスサーバーに配置させます。クライアント側は社内ネットワークを通してオンプレミスサーバーへHTTPSでアクセスします。社外事務所や社外店舗がある場合は、オンプレミスサーバーをインターネット側に公開してアクセスしている想定とします。

Webアプリ型のパッケージソフトをオンプレミスで動作させている例

クラウド移行後

上記をクラウドへ移行した場合は、サーバー側はさくらのクラウドへ導入する事になります。社内外からのアクセスはインターネット経由でアクセスする想定した構成例になります。必要に応じてアクセスできるクライアントを制限することも可能です。

Webアプリ型のパッケージソフトをクラウドへ移行した場合

②構成例(クライアント・サーバ型)

本構成例イメージについて説明:クライアント・サーバ型(サーバと専用クライアントアプリ構成されるタイプ)のパッケージソフトウェアの場合、オンプレミスサーバーへ導入する際には、サーバーをオンプレミスサーバーに配置させます。クライアント側は社内ネットワークを通してオンプレミスサーバーへ各種プロトコル(Access等であればODBC等)でアクセスします。社外事務所や店舗がある場合は、オンプレミスサーバーとクライアント間はVPNで接続してアクセスしている想定とします。

現状のオンプレミスの場合

クラサバ型のパッケージソフトをオンプレミスで動作させている例

クラウド移行後

上記をクラウドへ移行した場合は、サーバー側はさくらのクラウドへ導入する事になります。社内外からのアクセスはVPN経由でアクセスする想定した構成例になります。

クラサバ型のパッケージソフトをクラウドへ移行した場合

いかがでしたでしょうか?多くの場合、現状のシステム構成をかえることなくさくらのクラウドへ移行可能です。上記以外にサーバの外部委託管理や冗長構成をとりたい場合は、こちらのページをご確認ください。

その他参考情報

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