構成例

「Acronis Cyber Protect Cloud」によるバックアップ(その2)活用例

Acronis Cyber Protect Cloudの活用例についてご紹介します。

要求
バックアップ対象によってバックアップ先を外部サービス管理のクラウド環境・自社管理のクラウド環境・オンプレミスなど自由に選びたい。
自然災害などによるデータ損失に備えて遠隔地バックアップをしたい。
解決策
お客様が構築した「任意のサーバー」とAcronisが提供する「Acronis Cloud Storage」の特性を活かしてバックアップ計画を立てることが可能。
地理的に離れたデータセンターのサーバーへバックアップすることが可能。

1.バックアップ先によって異なるバックアップポリシーを適用する例

Acronis Cyber Protect Cloudは、お客様が「任意のサーバー」または「Acronis Cloud Storage」のどちらにバックアップするか選択可能です。この例ではバックアップ先の管理有無によって、長期保管するバックアップデータは外部サービスの「Acronis Cloud Storage」へ保存し、一時的なバックアップデータはお客様が構築された「任意のサーバー」へ保存しています。

バックアップ先特徴バックアップ
ポリシー例
バックアップ計画例
任意のサーバー・管理が必要
・容量追加が自由
・一時的なバックアップ先に利用・毎日
・差分取得
・1週間保管
Acronis Cloud Storage・管理が不要
・容量追加に費用必要
・長期保管のバックアップ先として利用。・月一
・完全取得
・数年保管

2.バックアップデータの遠隔地保存について

自然災害などによるデータ損失に備えて、バックアップデータを遠隔地に保存したい場合があります。例えば稼働中システムが東京にある場合、バックアップ先サーバーを北海道に構築し、Acronis Cyber Protect Cloudにてバックアップ運用することで、遠隔地バックアップが実現できます。

一定の距離があるデータセンターへバックアップデータを保存するイメージ

ご注意いただきたい点について

  • バックアップの対象や構成によっては、本サービスで対応できないケースがございます。詳細はお問い合わせください。
  • 「Acronis Cyber Backup Cloud」は「Acronis Cyber Protect Cloud」の旧サービス名となります。

まとめ

上記のように「Acronis Cyber Protect Cloud」の柔軟な仕組みによりお客様の実現したい要件にあわせてバックアップが開始できます。気になる点ありましたら、下記サービスのお問い合わせよりお気軽にお問い合わせください。

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