LGWANコネクトとさくらのクラウドを利用した構成例
都道府県・市区町村などの地方自治体や省庁を相互接続できる閉域ネットワーク「LGWAN」は、自治体や官公庁のシステムの通信基盤となるネットワークです。以前は主に地方公共団体同士の通信での使用が主流でしたが、現在は団体が民間のクラウドサービスを利用することも増えました。自治体に各種行政事務サービスを提供する枠組み「LGWAN-ASP」は、民間業者が自治体などへのビジネス進出にむけ避けては通れないもの。そこで、さくらインターネットが提供している「LGWANコネクト」と「さくらのクラウド」を利用したLGWAN-ASPの構成例をご紹介します。
- 要求
- 複雑なLGWAN-ASPサービスの申請のサポートをしてもらいたい
- 自社サービスを自治体向けにSaaS化したい
- 決まった予算で運用したい
- 解決策
- 「LGWANコネクト」で申請をサポート
- 「さくらのクラウド」コントロールパネルから簡単にインフラ構築
- 月額上限のある「さくらのクラウド」を利用
LGWANコネクトを利用するメリット
「LGWAN-ASP」を利用してサービスを提供する際に以下4つの資格取得が必要となります。
1. アプリケーションおよび、コンテンツサービス
2. ホスティングサービス
3. ファシリティサービス
4. 通信サービス
このうち、さくらインターネットは2~4の資格区分の取得申請をサポートします。利用者で行っていただくのは1のみで、自社サービスの構築に注力いただけることが強みです。
「LGWANコネクト」「さくらのクラウド」を用いたLGWAN-ASPの構成例をご紹介します。
シンプルなWebアプリケーションの構成例
Web・DB・アプリケーションサーバを配置した構成例とその解説です。
地方公共団体システム機構(J-LIS)より、各セグメントのサーバにアンチウィルスソフトを導入することが強く推奨されています。
ゲートウェイサーバには、インターネット向け・LGWAN向けに共有のDBサーバを設置しています。また、自治体が利用するアプリケーションをLGWAN公開サーバ上に構築しています。住民などインターネット上でユーザが利用する場合は、外部向けアプリケーションサーバをインターネット公開セグメントに配置します。
下記資料でも紹介しています
詳細な構成例については、下記ダウンロード資料にてご紹介しています。
LGWANコネクトに関するご相談
上記の構成例について気になる点、ご興味がありましたら下記のお問い合わせよりお気軽にお申し付けください。
お問い合わせフォーム | LGWANに関する導入相談のお問い合わせフォームです。 |
オンライン打ち合わせ予約 | Web会議での商談予約フォームです。 ・各サービスの詳しい説明が聞きたい ・最適なプランや導入方法が知りたい などのお悩みやご質問をお持ちの方はご利用ください。 |