導入事例

ImageFluxで働き方改革 超低遅延のライブ配信で編集業務を後押し

IVSテレビ制作株式会社 様

IVSテレビ制作株式会社(以下IVSテレビ)は、ImageFlux Live Streaming(以下ImageFlux)を利用して、ポスプロ業務用の動画共有システムを開発・構築しました。編集所に関係者が集まることなく映像の共有ができるシステムの構築を実現。同社の推し進める働き方改革の下、コロナ禍においても編集作業をスムーズに行うことで業務効率化を成し遂げました。

課題
ポスプロ業務を遠隔地間で実現したい
システム開発の内製経験がなかった
高画質の映像共有をより低遅延で実現したい
効果
短期間で開発し利用を開始できた
開発コスト・利用コストは低価格に抑えられた
働き方改革の実現の手助けとなった

ポスプロ業務を遠隔地でも行いたい

映像事業本部 担当部長 澤井慎幸氏

 IVSテレビ制作株式会社は、昭和47年に設立された、各テレビ局のバラエティ番組及びスペシャル番組制作を得意とし、ねるとん紅鯨団や元気が出るテレビ、最近ではザ・鉄腕!DASH!やネプリーグなどを手掛けるクリエイター集団です。取材に対応していただいた澤井氏は、同社映像事業本部の担当部長で、番組制作の中でも編集事業(ポストプロダクション。以下、ポスプロ)を主に担当されています。

 テレビ番組制作業界は「ものづくり」の精神に則り、『こだわればこだわるだけ良いものが出来る』という考えから、どうしても長時間労働が避けられませんでした。特に、地方ロケを行う現場を多く手掛けるIVSテレビ制作では、移動や宿泊を伴って長時間労働になることも少なくありませんでした。その中でIVSテレビ制作は業界でもいち早く「働き方改革」を掲げ、全社的に推進してきました。

 ポスプロ業務は、撮影した生の映像を視聴者の興味を引くよう、映像編集や音編集から色調整・エフェクト調整に至るまで、映像を一つの完成品である番組とするまでの仕上げ作業を総称します。かつては編集所で一同に会して行っていたポスプロ業務は、制作会社間同士、テレビ局-制作会社間など、遠隔地間でのやり取りが業務の課題になっています。昨今のコロナ禍においてその傾向はさらに顕著になり、ポスプロ業務を遠隔地間で行えるシステムは無いかと色々探していました。

ポスプロ業務を理解してもらうことからのスタート

そんな折、映像関連業者向け展示会「InterBEE」でさくらインターネットと出会いました。「ImageFluxを利用すれば、遠隔地間でのやり取りもスムーズに行えるかもしれない」

 ただ、ImageFluxの導入は一朝一夕では実現しません。ImageFluxはライブ配信のプラットフォームを提供するサービスであり、システム開発が必要です。IVSテレビ制作はシステム開発経験がなく、内製することはできません。そこで相談を重ねたところ、さくらインターネットがシステムの開発段階から入ることになりました。

 「さくらインターネットさんには何回も足を運んでいただいて、私達が実現したいことをシステムに組み込んでいっていただきました。社内決済を取る際にもテストやデモにご参加いただき、そのお陰で社内決済も取得することができました」と澤井氏。さくらインターネットにとってもポスプロ業務を知ることからのスタートでした。

編集者-ディレクター間の距離を縮める

ポスプロ業務は編集者とディレクターとのやり取りが頻繁に発生し、同じ映像を見ながらイメージを形にしていきます。数フレームで映像の出来を左右することから、遠隔地間で共有した映像の遅延が大きいと編集業務は成り立ちません。「ImageFlux以外にも色々なシステムを試しましたが、利用人数が多かった場合や、共有した映像が高画質だとカクついてしまって、編集業務になりませんでした」と澤井氏。

 ImageFluxは、WebRTC(Web Real-Time Communication)を標準装備し、遠隔地間での映像共有を超低遅延で実現することができます。「デモを見させていただき、この遅延時間ならば編集業務は行えるレベルだと確信しました。また、他のシステムではクライアント側にFlashや特別なソフトウェアが必要なことが多く、そのような制約の無いImageFluxは導入の大きなハードルを超えてくれました」

●システムイメージ

ImageFluxの導入で働き方改革の一助に

 ImageFluxを使ったポスプロ業務システムを導入することで、遠隔地間での編集業務がスムーズに行えるようになりました。「一番効果があったのが、やはり移動時間の短縮によるクリエイティブ面での好影響です。移動時間によるタイムロスは必然的に積み重なってしまっていましたが、ImageFluxを導入することで時間に余裕が生まれ、距離的な問題の大半は解決することができました。編集業務は作品の出来・不出来が一番根幹になりますので、作品に対して向き合う時間を確保できるようになったのは大きいですね」と澤井氏は語ります。

 また、IVSテレビが取り組んでいる働き方改革の第一歩としてもよい影響があり、「業界の見本となることができるのでは」との期待も高まっています。

映像制作業界以外でも使っていただきたい

「ImageFluxを導入することにより、関係者間の物理的距離はなくなりました。このシステムは、言うなれば昔自転車だったのが、今は車・新幹線で移動できるぐらいに、関係者間の距離を縮めてくれるのでは」と澤井氏。

 また、「映像業界にとどまることなく、医療・農業・建築などの業界でもこのImageFluxを活用すればリアルタイムに映像を配信できます。世の中に広まっていくとより良い生活が送れるようになるのではないか。そうなると素敵かなと思います」と澤井氏はImageFluxに期待しています。

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IVSテレビ制作株式会社
事業内容
国内外におけるテレビ番組の企画制作及び販売。番組2次利用による各種ソフト化プロデュース。
設立
1972年

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